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感染予防について
歯科医療の中でも、間接法による歯冠修復治療や欠損補綴治療、あるいはオーラルアプライアンンスを用いた矯正治療や顎関節治療に際しては、口腔内の印象採得から得られた模型上で各種の技工物が製作されるため、技工物が交叉感染源となる可能性があります。
歯科医院内および歯科技工所内での感染に注意が必要な病原体としては、
①B型肝炎ウイルス(HBV)
②C型肝炎ウイルス(HCV)
③ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
④インフルエンザウイルス
⑤麻疹ウイルス
⑥風疹ウイルス
⑦ムンプスウイルス
⑧メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
⑨バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
⑩多剤耐性緑膿菌(MDRP)
⑪多剤耐性アシネトバクター(MDRAB)
⑫プリオン
等があげられます。
我々歯科従事者の感染予防はもちろんのこと、医療器具や歯科技工物を介して感染が拡散することを防ぐためにも、当技工所に来る印象やバイト材、歯科模型などの感染の可能性があるのもすべては『次亜塩素酸ナトリウム』を使用して消毒をしています。
また、納品する歯科技工物は『STERILIZER 紫外線消毒保管庫UV-260』で殺菌をして納品をしているので、安心して口腔内に入れて頂くことができます。
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