機材設備・作業風景
クラフトZEROで使用している機材や、作業風景を紹介します。
機材設備
・ポーセレンファーネス
左:Ivoclar Vivadent社 Programat P80
右:DEKEMA社 AUSTROMAT3001
メタルボンドとオールセラミックで使用するポーセレンファーネスを変えています。
IVOCLAR Vivadent社 Programat P80は大阪セラミックトレーニングセンターの片岡繁夫氏から頂いた物で、サイン入りです。
・レジン重合機
左:3M ESPE社 Visio Beta vario
右:Heraeus-kulzer社 Dentacolor XS
当社のレジン重合機です。硬質レジン、ハイブリッドレジンともに最終重合は
3M社 Visio Beta varioを使用します。
真空を引きながら重合するので、より硬いレジンに重合することができ、
また、未重合層や低重合を防ぐことができます。
・鋳造機
KDF社 SUPER CASCOM
ヒータ加熱方式真空加圧鋳造機です。
アルゴンガスを使用すると、Co-Crなどの高融解温度の金属も鋳造が可能です。
・サンドブラスター・ロカティック機
Renfert社 ベーシッククアトロII
4つまでタンクが装着可能で、ガラスビーズ、アルミナなど種類やサイズが違うものでも利用可能なサンドブラスターです。
また、3M ESPE社のロカテックシステムも使用可能です。
当社のレジン製作物には全てメタルにロカテック処理を施しているため、メタルとレジンがリテンションビーズでの物理的結合に加え、化学的結合で結ばれており、より壊れにくいものになっています。
・マイクロスコープ
OLYMPUS社 SZ STB1
6,7~40倍まで無段階で調節可能なマイクロスコープです。
当社の製作物は全て20倍以上で適合などの確認を行っています。
・義歯床用レジン重合システム
右:Heraeus-kulzer社 パラジェットシステム
左:Ivoclar Vivadent社 イボカップシステム
加熱重合レジンのイボカップシステムと常温重合レジンのパラジェットシステムの2つのシステムで重合しています。
自費と保険、もしくは用途で使い分けをしていますが、どちらも適合は良いシステムです。
・エステティックガムステイン
Candulor社 Easthetic Color Set Easy
加熱重合レジン用、常温重合レジン用の2種類があります。
床用レジンの審美性を高めるために使用します。
・咬合器
写真にある咬合器は一部です。
用途や製作物、システムまたフェイスボウの関係で使用する咬合器を変えています。
技工所・作業風景
義歯専用の作業スペース
技工所の外観
クラウンブリッジ専用の作業スペース
作業風景。細かい部分はマイクロスコープを使用しています。
作業台①
水回り
クリーンルーム(ポーセレン、レジン築盛専用)
鋳造スペース
作業台②
技工所内も製作物も常に『綺麗に』を心がけています